[20150726高校生と「教育」について考える大ミーティング]報告①

報告が遅くなってしまい、申し訳ありません。

7月26日に開催した高校生と「教育」について考える大ミーティング』

多くの方にご参加いただき、大盛況でイベントを終えることができました。

今日から少しずつ、活動の様子を高校生スタッフが分担して、一つずつ、こちらのページで報告していきます。

この日に向けて、わたしたちは4か月前から準備をしました。

特に「授業の内容をどうするか」、後半での「ワールドカフェの問いをどうするか」などは、直前まで悩みました。

当日は10時からのイベント。

オープニングでは、高校生たちが勉強や教育に対して考える思いを、寸劇とという形で参加者に呼びかけました。

3人の高校生が順に舞台袖から突然と現れ、勉強は何のためにするのか」自分たちは何を目標にして勉強をすればいいのか」周りの大人たちは勉強しろとばかり言うが、僕たちに何を求めているのか」日頃の学校生活や勉強に対する思いを発しました。

3人の熱い代表の掛け声とともにこの大ミーティングが始まりました。

まずはCreateach A代表の舩橋と顧問である名古屋市青少年交流プラザ職員の白川からの挨拶がありました。

代表は、今回の『高校生と「教育」について考える大ミーティング』どのような経緯で開催されたのか高校生スタッフがどんな思いを持ってこのイベントを運営しているのか今日のこのイベントを通じてどんなことを感じていってほしいのかといったことを高校生の目線から生き生きと語りました。

そして、キリン福祉財団からの『平成27年度キリン・子ども「力」応援事業』の助成金贈呈式もここで行われました。

キリン福祉財団からも代表の方に来ていただき、舞台上で代表の方からキリン財団様がどのような活動をされているのかといった説明を受けた後、Createach Aが「自発的に問題意識をもって、教育について考え、行動を起こしている」ことが評価され、今回の助成事業となったことを説明いただきました。(のだ)

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[20150726高校生と「教育」について考える大ミーティング]報告②

7月26日に開催した高校生と「教育」について考える大ミーティング』

イベントの活動報告第2回です。

助成金贈呈式の後にスライドを使用し、副代表の野田からCreateach Aの活動報告を行いました。
「Createach Aのこれまでの活動」主事業である高校生教室をどのような考えの下で運営しているのか「今後の方針」と、大きく分けてこの3つを紹介しました。

Createach Aとは…?では、学び合いをテーマに、どうすれば勉強が楽しくなるのかをつねに考えながら活動している事や、イベント等は全て高校生の手のみで運営している事など、Createach Aの特徴についてご紹介しました。
名前の由来では、create:創る teach:教える each:それぞれ という3つの単語を合わせ、「高校生がそれぞれ教え合える」すなわち、「学び合える場」という意味を込め、Aには、アルファベットの頭文字であり高校生同士で学び合うことをもっと広めていく始まりとなるAという意味が込められている事をご紹介しました。


発足からのあゆみでは、発足から今日までの活動を細かくご紹介しました。
「高校生教室について」では、講師も生徒も高校生ということや、同じ年代の人が集まり、学び合いの場を創る事業などの、高校生教室の特徴をご紹介しました。
アイスブレイク→授業→振り返りという簡単な流れをご説明した後、その流れを細かく分けて詳しくご紹介しました。

また高校生教室には、講師役、生徒役ともう一人、第三者役がいます。この第三者は、授業には参加せず、授業を外側から見て、授業で授業で起こっている事や様子、授業の特徴などを見出すという役割が有ります。もちろん、第三者の立場の人も高校生です。
速報についてでは、速報とはどのような物なのかを簡単にご紹介した後、第1回の高校生教室と第10回の高校生教室の速報が映し出され、最初の高校生教室から変化した事などをご紹介しました。
そして今後の方針をご紹介をした後、質疑応答に移りました。

では、質疑応答の時間で上げられた質問と、その答えをご紹介します。

Q1. 参考にした国の教育や、昔の教育などがあるか。
A1. 参考にした教育と言うものは特にありません。自分達でどのようにしていけば良いのかを考え、全員の意見を1つにまとめて作り上げています。

Q2. 1年前に比べて、学校の授業を受けている時の姿勢に変化は有るのか。
A2. 1年前は、面白くない学校の授業は睡眠学習をしていましたが、今は面白い授業はなぜ面白いのか、面白くない授業はなぜ面白くないのかを考えるようになり、さらに面白くない授業からも魅力を見つけようとするといった様に、自分の視点や姿勢が変わりました。

Q3. 今までの高校生教室の中で、一番面白かったり楽しかったりした授業は何か。
A3. 授業らしくない授業。例えばとある英語の授業では、二つのグループに分かれ、テーマにそった単語を各グループで協力して書き出すという、ゲーム感覚の授業をしました。ただ遊んで終わるのでは無く、授業にもしっかりとしたテーマがあり、きちんと学ぶ事や持ち帰る事ができるものがある授業が面白いと思います。

Q4. 速報はどの様に作られ、またどのようにして活用しているのか。
A4. 速報は、Createach Aの顧問である白川がリアルタイムで制作をしています。この速報は振り返りの後に参加者全員に配られ、今回の授業や振り返りがどうだったかをもう一度自分達で確認する時に使用しています。

Q5. 今後、具体的にどの様な事をしていきたいか。また、どのような高校生を巻き込んでいきたいか。
A5. このような活動を知っていて、参加しないという選択肢はあるとおもいますが、知らないから参加できないという方達もいらっしゃると思うので、まずは高校生教室をもっと多くの方々に知ってもらう活動をしていきたいと思います。

この五つの質疑応答が終了したところで、次のプログラムに入るための移動や休憩を行いました。(すずき)

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[20150726高校生と「教育」について考える大ミーティング]報告③

7月26日(日)に開催した、『高校生と「教育」について考える大ミーティング』の活動報告第3回です。

「逆・授業参観」は、Createach Aが実施している「高校生教室」を大人の皆さんにも見てもらおう!という午前のメインイベントでした。


教室を二つに分け、それぞれの活動室で英語と数学に別れて授業を行いました。
英語の講師役は、高校2年の水元 陸大(みずもと りだい)くん。

今回のテーマは『諺・コトワザ・proverb』
「主に学ぶのはコトワザだけど、英語の授業だからproverb(ことわざ)。でもそれだけじゃなくて、英語の授業だけど日本語も学ぼう、という思いから漢字の諺(ことわざ)も加えられたテーマなんです!」
授業の前にテーマを説明することで、生徒側の高校生はどのような姿勢で授業を受ければ良いのかハッキ
リします。

まずはウォーミングアップ。隣同士のペアでの活動です。日本語の代表的なことわざ(「時は金なり」など)を英語で説明してみよう!というもの。
ただし、ことわざに出てくる単語をそのまま英語にして説明するのはNG。生徒側はなんとかしてペアの人に伝えようと工夫して表現していました。

これが結構難しかったのですが、ペア同士が打ち解けあうことの出来たアイスブレイクの様な時間となりました


次は、ことわざを活用した英作文。英語のことわざに自分の意見を付け足し、新しい文章を作ろうというシンプルなもの。
各ペアで、様々な文章が出来上がっていました。生徒の面白い発想は高校生ならではのものばかりです。後ろでは大人の方も新しいものを作っていました!(笑)

最後の活動は、英語のことわざをなぜ勉強しなくてはならないか」ということを、実際のセンター試験の問題を用いて解説をしました。「大学入試では空欄補充問題として典型的なことわざが出題されることが多くあります。どうしても暗記しなきゃいけないものでもあります。講師の水元君は、暗記しなきゃ…とイヤイヤ学ぶのではなく、楽しく英語を覚えよう!という方法をおすすめします。」と話していました。英語に対する気持ちが熱い。
このように、この授業で生徒側に何かを残そうとする姿がとても印象的でした。
勉強をゲームと思ったり、暗記を遊びだと思ったりすると、学習することが楽しくなってくるかもしれません。

さて、授業が終わったあとは「高校生教室」恒例の「ふり返り」です。高校生教室ではふり返りを大切にしています。
今回は円になってふり返りを行いました。
授業をした側、受けた側、それぞれの視点から授業を振り返ります。悪いところや改善点だけでなく、良かったところにも目を向けることができたふり返りだったと思いました。
その場にいた高校生全員で授業をより良くしようというふり返りならではの熱い思いが伝わってきました。
今回の振り返りから、どんなことを学ぶことができたのでしょうか。(みずもと)

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[20150726高校生と「教育」について考える大ミーティング]報告④

7月26日に行われた、『高校生と「教育」について考える大ミーティング』の活動報告第4回。

今回は、「逆・授業参観」の数学の授業を第三者の視点からお届けします。

数学の授業の講師は、高2の土森 元詞(つちもり もとし)くんが担当しました。

まず、第一に印象に残っているのは、生徒間の雰囲気の悪さです。

この「高校生教室」では、オープニングからエンディングまで「授業のための」プログラムがあります。

しかし、今回のプログラムでは、そのようなものがありませんでした。

中でも特に授業に影響が出たのは「アイスブレイク」です。

これが無かったことで、生徒間の雰囲気が悪かった印象がありました。

そのため、生徒間の交流がなく、「生徒間で教え合う」という大切なプロセスが欠けてしまい、その上静かに進められたため、一つ一つの発言に羞恥心が生まれてしまい、「自分の意思を伝える」というこれも重大なプロセスが満足に履行できていなかったように思えます

ここから学べることとして、やはり授業には「生徒の仲」というものがとても大切である、ということがあります。これは学校においても十分にいえることだと思います。

今後の課題として、今回なかった「アイスブレイク」を、普段の高校生教室でも重要さを十分理解し、もっとより質の良いものにしていかなければならないと思います。

その反面、授業のテーマ設定はとてもいいものだと思いました。「ポケモン」を用いたテーマ設定で、身構えることのない、興味の持てるテーマだったと思います。

次に授業の「ふり返り」についてです。これは授業とは打って変わって、皆が積極的に意見を言い合うとても良い環境が作り出されていました。「隣に初めて会った人がいて、とても緊張した」「もっと自分から話しかけていくぐらいの積極さを持てるようになりたいと思った」などの声が上がりました。高校生教室にいつも参加してくれているメンバーは、他とは違う鋭い意見を言っていて、1時間の授業を通しての成長を感じうれしく思いました。

(画像:第三者視点の高校生)


最後に、授業を作るのは、先生であり、生徒でもあるのです。

今後はそのことも十分に念頭に置いて活動していきたいと思います。(たまがわ)

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[20150726高校生と「教育」について考える大ミーティング]報告⑤

また報告に時間が空いてしまいました。申し訳ありません。


今回は講師紹介&対談の様子をお伝えします。
今回の大ミーティングでは講師として、江藤 由布さん、難波 弘二さん、森本 佑紀さんのお三方をお招きしました。

順に紹介させていただきます。

江藤さんは近畿大学附属高等学校の英語科教員として勤められています。

「LEAFモデルで英語教育を変える」

LEAFとはそれぞれ、

「Live materials」…教科書に依存しない授業

「all English」…英語を英語で学ぶ授業

「Active learning」…生徒を動かして、生徒がインプット→アウトプットを行う授業

「Flipped classroom」…反転授業。動画でアウトプットして、自宅で学ぶ


プレゼンの中では、普段の生活や「○○しない、君の人生それ失敗」などと問いを投げかけ、参加者が隣同士で話し合うなどという場面もありました。

江藤先生が取り組んでいる学校の授業や、「佐用町プロジェクト」をはじめとする活動は、どれも「ワクワク」があり、「主体的に」取り組む教育活動が目立ちます。

「あなたがいい状態であるとき、それはどんなことばで表せますか。それは、どんなことをしているときか。それを自分でプロデュースするには、どうすればいいか、考えてみよう。」という宿題が出てプレゼンは終わりました。

二人目の難波さんは株式会社CatalED(カタレード) 代表取締役として勤められています。

Createach Aの高校生メンバー3人は、難波さんと昨年東京・銀座で開かれた生徒と教師が授業を考える対話の場」いうワークショップでお会いしました。

難波さんは日本の高校を中退して、オーストラリアに渡るも2度目の中退をし、日本に戻って生徒と教師を結ぶ教育ワークショップを企画されています。

「生徒と先生がお互いにどう授業を思っているのか、ぶつける対話の場が少ない。」

「クラスや環境によって、ベストな授業は変わってくる。では、そのベストな授業とは何か。全員で考えたい。」

3人目の森本さんは tanQ Inc. 代表取締役として勤めておられる方です。

tanQ Inc.は、探求学習という学習スタイルを軸に、子供たちに知的感動・知的好奇心を与える教材を提供する企業。

「成績は1mmも上げないけれど、何かを知りたい!何かを育てたい!という気持ちを大切にする授業をする」

「学習は、学校に頼るだけではない」


進学や将来の「勉強」でなく、楽しむためにやる「探究」として学びを捉える教育活動。

ご自身の学生時代に心に火をつけられた経験から、家庭での学びの意識を変えていくことを目標に活動していることをお話ししていただきました。

なぜ学ぶのか?「楽しいから、ワクワクするから」という答えでプレゼンは終わりました。

このメンバーにCreateach Aの高校生2名が加わり、どうすれば学校の授業が楽しくなるのか」というテーマを発展させて、対談を行いました。

対談では、学校の先生の事情、学校に依存している、大事なのは「選択」すること、公立高校はリソースやお金があるためそれをもっと活用するべきどの話題に発展しました。

今回は、学校の先生・塾講師・教員と生徒を繋ぐ第三者的視点の教育者、という立場の講師の方がいらっしゃったので、さまざまな視点を持つ、濃密な議論が交わされました。

どうしたら学校の授業が楽しくなるのか、みなさんはどう考えますか?

先日公開された速報に、対談を様子をまとめたものが書かれています。ぜひこちらも併せてご覧ください。(のだ)

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[20150726高校生と「教育」について考える大ミーティング]報告⑥

対談のあとは、ワールドカフェ形式のディスカッションを行いました!

ワールドカフェとは、結論を出すことより、多くのアイディアを出すことを目的とした、話し合い方法のひとつです。

今回は3ラウンド構成。出たアイディアをどんどんメモするため、テーブルの上には模造紙とペンが用意してあります。

さてさて、第1ラウンドのテーマは「今までためになった学びと、ためにならなかった学びは?」

今やってることって将来役に立つんだろうか...なんて学生なら、1度は思ったことがあるはず!


「ためになるってそもそも何?」

「学びって勉強だけじゃないよね」

「ためにならないと思ってるけど続けてることがある」


など様々な意見がでました。 

最初なので、皆さんちょっと緊張の面持ち。

と、ここで第1ラウンド終了。お楽しみの席替えです(笑)

ワールドカフェでは1ラウンドごとにメンバーチェンジがあります。これでより多くの意見が吸収できることマチガイなしです 。

第2ラウンドのテーマはなんと1回目と同じく「今までためになった学びとためにならなかった学びは?」 


1回目でなんとなく考えがまとまったのか話が弾んできました!


「学びとは意識してするものてはない」

「ためになるって感じる分野ってだいたいじぶんの興味ある部分だよね」

「学校に依存して、受身な部分があるからためにならないと感じるのでは?」


などなど哲学的な意見が多数。模造紙もだんだん埋まってきました。

いよいよ第3ラウンドのテーマは

「あなたはこれから何を学んでいきたいですか?」


今までとは少し違う視点のテーマですが...

今日学んだことから、日頃思っていることから、これからの目標、夢をそれぞれ皆熱く語ってくださいました。

その熱を画面上で表現できないのが残念です(泣) 


これにて全ラウンド終了!

この後、ワールドカフェのまとめを行いました。 次回はこのまとめについて書きたいと思います。 

乞うご期待!(にしむら)

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[20150726高校生と「教育」について考える大ミーティング]報告⑦

約1時間30分の話し合いを終えたあと、参加者の皆さんには今回のワールドカフェを体験した感想をふせんに書いてもらい、

それを模造紙に大きく描かれた「大樹」に貼ってもらいました。

・「ためにならない学びはない」

・「興味は学びの原動力である」

・「世代を超えて交流することの重要性」

・「学ぶべき科目は、常に“人生”である」


「大樹」にはこういった興味深い感想がいくつも見受けられます。

今回出された二つの問いは、実際一人で考えようとすると相当難しいものです。

しかし、様々な世代の人と自分の考えや思いを交わすことで、だんだんと参加者の皆さんの“学び”についての考えがまとまっていき、結果、見事な「大樹」が完成しました。

話し合いを行っている間、参加者の皆さんはとても和やかな雰囲気で意見を交換し合っていたように感じました。

楽しく“学び”について考える一つのきっかけをつくることが出来たことに、大きな意味を感じました。(たなか)

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[20150726高校生と「教育」について考える大ミーティング]報告⑧

今回のイベントをまとめます。

今回、高校生だけでなく、社会人や大学生、中学生の方も参加され、とても大規模なイベントを行うことができました。

朝10時~午後4時30分までという長い時間のイベントでしたが、学べることが多くあり、とても濃い時間になったと思います。

―――学びってなんだろう。

今回のイベントでは、このようなことを考える機会が多かったのではないでしょうか。


私たちもたくさんの方々の考えを聞くことができて、とてもいい刺激を受けることができました。

特に「役に立たない学びなどない」この言葉がとても印象に残っています。


何のために学ぶのか。

悩むことも多いですが、確かにどの学びも実は今役立っているな、と思えました。

はっきりとしたものが見えなくても、役に立つ時が来ると思うと、心に余裕ができ、広い視野で学べるようになるのでは、と感じました。

教育について考える、というこのイベント。本当に良い学びになり、とても楽しかったです。

「何かを学ぶにも楽しい方がいいよね!」

これも、参加者の方から頂いた意見です。

楽しいとやっていて苦にはならないですよね。

楽しみながら学ぶのって、1つの学び方なのではないでしょうか。

私たちの活動につながる、大切な考えだと思います。


今回、たくさんの「学び」があり、本当に充実したイベントだったと思います。

名古屋市青少年交流プラザやキリン福祉財団、参加者の皆様、多くの方に支えられ、イベントを成功させることができました。今回の経験を、学びを、今後につなげていきたいと思います。ありがとうございました!!(さかにし)

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