[20150726高校生と「教育」について考える大ミーティング]報告④

7月26日に行われた、『高校生と「教育」について考える大ミーティング』の活動報告第4回。

今回は、「逆・授業参観」の数学の授業を第三者の視点からお届けします。

数学の授業の講師は、高2の土森 元詞(つちもり もとし)くんが担当しました。

まず、第一に印象に残っているのは、生徒間の雰囲気の悪さです。

この「高校生教室」では、オープニングからエンディングまで「授業のための」プログラムがあります。

しかし、今回のプログラムでは、そのようなものがありませんでした。

中でも特に授業に影響が出たのは「アイスブレイク」です。

これが無かったことで、生徒間の雰囲気が悪かった印象がありました。

そのため、生徒間の交流がなく、「生徒間で教え合う」という大切なプロセスが欠けてしまい、その上静かに進められたため、一つ一つの発言に羞恥心が生まれてしまい、「自分の意思を伝える」というこれも重大なプロセスが満足に履行できていなかったように思えます

ここから学べることとして、やはり授業には「生徒の仲」というものがとても大切である、ということがあります。これは学校においても十分にいえることだと思います。

今後の課題として、今回なかった「アイスブレイク」を、普段の高校生教室でも重要さを十分理解し、もっとより質の良いものにしていかなければならないと思います。

その反面、授業のテーマ設定はとてもいいものだと思いました。「ポケモン」を用いたテーマ設定で、身構えることのない、興味の持てるテーマだったと思います。

次に授業の「ふり返り」についてです。これは授業とは打って変わって、皆が積極的に意見を言い合うとても良い環境が作り出されていました。「隣に初めて会った人がいて、とても緊張した」「もっと自分から話しかけていくぐらいの積極さを持てるようになりたいと思った」などの声が上がりました。高校生教室にいつも参加してくれているメンバーは、他とは違う鋭い意見を言っていて、1時間の授業を通しての成長を感じうれしく思いました。

(画像:第三者視点の高校生)


最後に、授業を作るのは、先生であり、生徒でもあるのです。

今後はそのことも十分に念頭に置いて活動していきたいと思います。(たまがわ)