[20151227]第3回 高校生教室報告①

 最後となる高校生教室。この日の午前中まで行われていたCreateach A主催のイベント「丁寧な場をつくる若者のためのファシリテーション合宿」から参加してくださったメンバーの方もいらっしゃいました。ありがとうございます!

 

さて1限のテーマは

「『文章を読み取る』とはどういうことか学ぶ!」

 

 授業が始まる前から何やら準備する講師。教室の四方に東出口・南出口などの出口の看板や、その付近の施設の名前(例:動物園など)が書かれた看板も貼られました。

そして講師から一言。

「今からこの教室を『駅』にします!」

 

 駅に見立てられた教室の中、与えられた課題は

「この街の特徴をグループでできるだけ多く出してみよう!」というものでした。

 

 

 参加者は単にこちらに動物園がある、といった、事実だけでなく、公共施設のあるこちらの地域は、住んでいる人が多いのではないか、といった事実から推測できることもグループで話し合いそれぞれの街を想像していきました。地図を作ったり、わかる情報を書き出したりしているグループもありました。

 

 グループワークのあと、講師は次の2を全体に伝えます。

「わかる情報を書き出したり、地図を使うなどわかりやすく情報を整理したりすることは、読解問題の時にも使えるアイディアなのではないか?」

「推測に頼りすぎると、その推測が間違っていたときに怖くないか?」

 

そしてその後、実際の文章を使ってこの2点を確認しました。ある文章の一文に注目し、その部分から読み取れることを個々で考えた後、グループで共有しました。生徒によって読み取り方が分かれる部分もあり、共有した際に「あ、なるほど!」という声があがっていました。

 

 文章には、小説・論説問わず様々な「事物」が書かれています。つまり、この「事物」を正確に読み取らないと文章を理解することはできません。今回は普段の読解問題ではあまり意識することのない事物」「読み取る」ことを体験しながら学べる授業でした。また教室全体を使うという最初のグループワークは斬新でインパクトがあり、講師の伝えたいことが頭に入りやすかったようでした。

 与えられた資料からデータを「読み取る」ことは、問題を解くときはもちろん、日常でも応用できるスキルだと思いました。それを体験で学べた今回のグループワークはとても効果的であったと思います。(たけいり)

 

次回は2限についてお届けします。