[20160213]第5回高校生教室報告①

 

「高校生教室」SeasonⅢの5回目。前回が前代未聞の中止となってしまいましたが、今回は元気にスタート。2016年最初の「高校生教室」。名古屋市青少年交流プラザ(ユースクエア)での開催です。

 

 

1限のテーマは「小説の資料的価値」について

 

小説には、小説の舞台となる時代、場所の人々のようすが書かれています。例えば、「枕草子」を読めば、平安時代の人々の暮らしを知ることができます。今回は、1970年代前半のトルコを描いた沢木耕太朗作の私小説「深夜特急」を題材に、当時のトルコの様子を読み解いていきました。

(インドのデリーからイギリスのロンドンまでの紀行文です。気になる方は読んでみてください!)

また、そこから小説の資料としての「価値」を考えていきました。

 

 

 

 

 

 

 まずはプリントを配が配られ、生徒たちはそれを読み内容を把握します。

次に、内容についてこんな問いが出されました。

 

「この文章からトルコ人の価値観が分かる部分を抜き出してみよう。また、そこからどんなことが読み取れるだろうか。」

 

最初は隣同士のペアで話し合い、答えを探します「え?ここもかな?」などと少し悪戦苦闘。

 

そして、他のペアと、読み取った部分を共有した後、講師から答え合わせがあり、別紙の資料を使って次の問いへ

 

「では、どうしてそのような価値観を持っているのだろうか」

 

こちらも、他のぺアと一緒に考えます。こちらは比較的に簡単だったようで、すぐに答えが出てきたようでした。

 

最後に講師から答え合わせがあり、授業が終了。生徒たちも充実した時間を過ごせたようでした。

 

 

 

今回の講師は初めてだったのですが、最初の問いでグループを巡視し、生徒に声をかけたり、自分が予想していなかった答えが出たときも柔軟に対応したり、また、最後時間が余った時に、小説の登場人物に補足を加えたりと初めてとは思えないほど素晴らしい授業でした。

 

最近、初めてやる講師のレベルがどんどん上がっています。これは経験者は負けてられない、というのとあくまで「高校生教室」で重要視するのは「ふりかえり」であって、ここに授業の質は問われないんだ、ということを再確認しました。

 

次回は2限目家庭科をお送りします。